2013年6月28日金曜日

川の近くに住んでいるので、毎日川が見られます。
水の圧倒的な量感に魅了されます。

濃い緑色
晴れた日、曇った日、雨の日、天気によって、空の色によって、川の色が変化します。
心にぐっとくる存在、毎日の変化に圧倒されています。

2013年6月20日木曜日

忘れられない傘

 たくさんの傘とつきあってきた。
 でも印象深いのはあの傘。
 中学1年生。
 いつもは自転車通学なのに、歩きだった。
 学校帰りの午後。
 お堀の脇。
 雨はほぼやんで、私は傘をさしていた。

 そこに突風
 傘は飛ばされ、お堀の中に瞬く間に沈んでしまった。
 問屋街で母親に買ってもらったばかりだった。
 ピンクのチェックの色合いがしゃれていて、持っていると心がうきうきした。
 風は一瞬だった。

 残念な気分だけが残った。

2013年6月19日水曜日

好きなこと

幸田文さんの随筆を読んでいたら、次のような1節にであった。

嫁ぐ娘から「これからは好きなことをしてほしい」と言われ、
「木」に思いいたったという。
幸田文さん57才のこと。

好きなことをする・・と聞いて、
さて、私の好きなことは?と思ってみる。

好きなことを思い描き、それを実行するのもむずかしいことかもしれない。
そんなふうに思った。

2013年6月4日火曜日

SWEET MEMORIES

母がいるので、阿波山川に時々行くようになりました。


阿波山川駅に初めて行ったのは、高校時代、お高越山に登るためでした。
初めての登山。
まあしんどくて、「下りたら、登山部やめよう」とそればかり思って登りました。
やめなかったのは、頂上で飲んだ水のおいしさ。
それ以来、山は別の世界へ導いてくれるような存在になりました。

私にとって阿波山川とはそういう場所でした。

定期的に通うことになり、車窓から 田んぼや畑、山や木、雲や空、景色を楽しんでいます。
昔ながらの家があったり、廃屋があったり、郷愁のような風情に誘われます。
田んぼは空を写す鏡のようです。
山の色、景色の色が季節によって変わる変化を見ています。

そして、SWEET MEMORIES

JR徳島線 阿波山川駅に昼ごろ降り立つことが多いのですが、時報替わりなのか、SWEET MEMORIES のメロディーがながれます。

先日、テレビで松田聖子がかの曲を歌っているのを見ました。
年月というものを考えると、ため息が出るような気持ちになりました。